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「金森穣さんと語る」追記 [日記]

日曜日に行った「金森穣さんと語る」、は全部をレポする事は無いけれど、もう少しだけ。
金森さんのやりたいことは「新潟ダンスフェスティバル」だそうです。その話を聞いて、ぜひ実現してもらいたいと思いました。日本だけでなく海外も、金森さんと関わった事のあるダンサーやカンパニーが一堂に集まるというのは、かなり魅力的ですね。問題は資金だということですが、ざっと1億円はかかるそうです。これをスポンサーや自治体から集めるには、どのくらいの集客を望めるか、とか経済効果はどのくらいだとか色々またプレゼンしなきゃいけない。これがアートフェスになると、意外にもそう言った問題をクリアできるので実現可能なんだと。う〜ん、確かに(言い方悪いけど)ちょっと微妙な企画でも、人は入ってるもんなぁ。ああ、でもダンスだけでなく、音楽でも演劇でも、自分の全く知らない物を見る機会なんてあまりありません。偶然の出会いが出来るフェスティバルという物が、私はとても好きなので、ぜひ!!宝くじあたったら1億円ポーンと出しちゃう(笑)。
Noismの公演は、セットや照明や音楽、衣装など、コンテンポラリーダンスでも色々意匠を凝らした物を見せてくれています。それだけに公演をして欲しいと依頼が来ても、予算を提示すると駄目になってしまう場合もあるとか。クラシックだとロミジュリのバルコニーくらいだったら劇場付きのセットがあったり、劇場の照明スタッフや音響スタッフがいるんだけど、Noismはまだまだそういった専任のスタッフとかいないようだし、大変ですよね。

余談ですがノイマイヤーの公演、チケット高いなと思ってたら、ノイマイヤーさんはリハも本番と同じ大きさのところでやるので(ゲネプロ以外でも)、結果劇場の舞台を使うのでその分の料金が入ってるって話聞いた事あります。ダンスは意外にお金かかるのだわね。

さて、色んなお話を聞いた後、場所を変えて(稽古場なので飲食できない)、お茶を飲みながら質問コーナーがありました。私は以前パリオペのストリーム放送で、日本で見た事のない演目(アリス)を見て、来日公演あったら絶対見るぞと思った事があって、そういったネット配信はよい宣伝になるのではと思い、Noismもそう言った事やってくれないかなと言いました。それに関しては、「配信を見るとそれだけで公演を見た気になっちゃう人がいる」という問題があると言われました。……そうか…恥ずかしながら考えた事がなかったですよ。ネットで見る映像って小さいし画質も大して良くないから、私は見た公演の補完とか、次に(劇場で)見るべきものを探すためとかにしか考えていませんでした。もっともドンさんみたいに亡くなっちゃった方のは、もう映像でしか見られませんが。舞台の良さって、もちろん見る対象のクオリティにもよりますが、なにより目の前で生きた人が踊るその瞬間を共有する事にあると思っています。どんなに克明に記されたレポートや解説読んで映像を見たとしても、実際に体感するのとは全然違うと思うんだけどなぁ。
もっとも最近の私は本当に金欠で、その体験をする事も少なくなってしまっているので、大きな事は言えませんが。もう本当に貧乏でも、多分今この公演を見なかったら本当に後悔する……そして公演を見た後「やっぱり見てよかった」と思うので、私はお昼をおにぎりですませてNoismを見に行きます(笑)。だから新潟までは行けないの……東京(もしくは関東圏)での公演、おねがいします。できれば2も……。どこかの劇場の方、Noismを呼んでください〜!
あ、なんだかだんだん貧乏臭い話になってしまった(汗)
今度地元の吉祥寺シアターで見られるらしい。凄い楽しみです。
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